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復星国際、MICIによるESG評価がAAに格上げ

Release Time:2022-01-06 Author: Source: Pageviews:

(2022年1月6日、香港)世界有数のインデックス会社であるMSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)は、復星国際有限公司(HKEX stock code: 00656) (「復星国際」、「復星」、「集団」) 2021年の ESG (環境、社会、ガバナンス)格付け評価の結果を発表した。コーポレート・ガバナンス、企業行動、責任ある投資、クリーン・テクノロジーの機会のスコアが大幅に改善された結果、MSCIのESG格付けはAからAAに、総合スコアは前回の7.1点から8.1点(10点満点)に上昇した。

 

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MSCI指数は、世界のポートフォリオ・マネージャーが最も多く利用するベンチマークであり、そのESG評価結果は、世界の主要な投資機関の投資判断にとって重要な基準となっている。MSCIのESG格付けは、主に企業の情報開示と他のチャネルからの公開情報に基づいている。主要業務に関連する主要なESG課題を中心に、企業のリスク・エクスポージャーとリスクマネジメント能力を総合的に評価するものである。

 

中国に根ざしたグローバル企業として、復星は事業価値を創造するためのイニシアチブをとり、企業の社会的責任を非常に重視している。復星は、「修身(自分の行いを正しく)、斉家(家庭を整える)、立業(事業を興し)、助天下(世界へ貢献する)」というビジョンと、「世界中の家族の生活を幸せにする」という企業ミッションに基づき、持続可能な発展理念をグループの事業の運営に取りいれていく。

 

2019年3月、復星国際は取締役会の下にESG委員会を設立した。同委員会は6人の取締役で構成され、独立した非執行取締役が委員長を務める。 日々のESG管理の一環として、ESG管理委員会とESGワーキンググループを設置し、ESG委員会を補佐してESGの取り組みを実施し、適切かつ効果的なESGリスク管理および内部統制システムを確立できるよう努めている。

 

昨年、復星国際はESG管理システムの改善を続け、様々なESG管理施策の実施を推進し、ESG管理を全面的に強化した。


  • 国の「デュアルカーボン」戦略に基づき、復星国際はカーボンニュートラル委員会を設立し、「デュアルカーボン」目標を設定し、メンバー企業と共に実施方法を検討している。メンバー企業であるアトランティス三亜は、2021年4月から6月までのエネルギー消費による温室効果ガスをカーボンニュートラル化させ、海南省の観光企業として、初めてカーボンニュートラル証明書と「国家品質工程賞」を受賞した。
  • 企業倫理に関する各種方針・制度を改訂・改善し、贈収賄、汚職、恐喝、詐欺など、会社の評判や利益を損なう行為を明確に禁止する。
  • グローバルカスタマーサービス及び品質監督管理規定」を制定し、ネットワークセキュリティ及びユーザーのプライバシー情報の保護と管理を継続的に強化し、「顧客中心、製品ライン中心」の事業運営をさらに推進する。
  • 良好な社風を作り、従業員の帰属意識を高めるため、優秀な人材チームを作り、従業員が安心して働ける環境を整える。
  • バリューチェーン・パートナーによる「サプライヤー行動規範」の実施をさらに推進し、持続可能な開発の概念と要求をパートナーに浸透させ、バリューチェーン上のパートナーとともに、ESGにおいて主導的役割を積極的に果たす。
  • 各産業の環境保護活動を重視し、監督・検査等を通じて、製品ラインが環境パフォーマンス、資源利用効率を継続的に向上させるよう指導する。
  • 責任投資方針を策定し、責任ある投資を行うと同時に、エコシステムを活用して企業家とそのチームにエコロジカル・エンパワーメントと、インキュベーションを提供し、価値の高い社会貢献と、社会におけるより多くの雇用を創出する。
  • 社会福祉の面では、急速な発展を遂げる一方で、自社の産業的優位性を生かし、パンデミック対策、アフリカ・マラリア支援、洪水救済、農村医師健康貧困対策プログラム、教育・文化・起業支援など、公益活動を通じて、積極的に地域社会に貢献している。 パンデミックとの闘いに、復星はグローバルリソースと展開力で国内外の取り組みを積極的に支援し、ドイツのバイオンテック社と共同でCOVID-19 mRNAワクチンを開発し、パンデミックの抑制に貢献した。 また、復星は農村の活性化を積極的に支援し、農民と農村の共同繁栄に積極的に貢献してきた。 2017年12月に農村医者貧困救済プロジェクトが設立されて以来、この4年間で、中国全土の73県をカバーし、4年間で24,000人の村医者にケアを提供し、300万人の低所得者層家族を支えている。

 

上場企業にとって、優れたESG格付けは、企業の安定した経営能力と優れたコーポレートガバナンスを示し、企業が効果的なESGリスク管理体制を確立し、管理方針を策定し、継続的に改善し、包括的な管理策を採用していることを反映している。復星国際のMSCIの ESG格付けの引き上げは、復星国際のESGマネジメントの実績と長期的な投資価値が評価されたものである。

 

今年、創業30周年を迎える復星は、「社会に役立つ事業を展開する」という初心を貫き、積極的に社会的責任を果たし、ESG戦略を実行し、価値を創造して社会に還元し、質の高い発展と共同繁栄を促進することに貢献する。 カーボンニュートラル、二酸化炭素排出削減、地球の持続可能な発展を推進する世界的な潮流の中で、復星は今後も会員企業と積極的に協力し、特にカーボンピークアウト、カーボンニュートラル、生物多様性保護、省エネルギーなどの分野でESG戦略の実施を推進し、グループの持続可能な発展を積極的に推進していく。

 

復星国際について


復星国際は1992年に創業され、「ヘルス、ハピネス、ウエルネス、スマートマニュファクチャリング」の4つを事業の柱として、世界中のファミリー顧客に高品質の製品とサービスを提供しているイノベーション型コンシューマーグループである。2007年に香港証券取引所メインボード(証券コード:00656.HK)に上場した。 2021年6月30日時点での総資産は7789億人民元(約1206億米ドル)で、フォーブスが世界のトップ公開企業2000社を順位付けする年次ランキング「グローバル2000」で459位にランクインした。